埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 458
■ 種類 学会発表
■ タイトル 全国酸性雨調査(47)第4次調査第1年次調査結果-フィルターパック法によるガス成分濃度-
■ 著者 山本匡利    兵庫県立健康環境科学研究センター
松本利恵    埼玉県環境科学国際センター
野口泉    北海道環境科学研究センター
藍川昌秀    兵庫県立健康環境科学研究センター
全国環境研協議会 酸性雨調査研究部会   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2005
■ 誌名・巻・号・年 第46回大気環境学会年会、平成17年9月7日
■ 抄録・要旨  全国環境研協議会酸性雨調査研究部会では、平成15年度より3カ年計画で第4次調査を実施している。本調査では、乾性沈着量推計のためにフィルターパック法(4段ろ紙)によるガス・粒子濃度の測定を行っており、ガス成分濃度について平成15年度調査結果を報告した。  全地点の月平均濃度(以下nmol/m3)の中央値は、NH3(23.5)>SO2(49.0)>HCl(22.6)>HNO3(12.9)の順に高かった。全酸性ガス(HNO3+SO2+HCl)について、地域別(P:太平洋側、J:日本海側、I:瀬戸内海沿岸)の平均濃度でみると、I(143.8)>P(103.0)>J(79.5)の順に高く、同様に塩基性ガス(NH3)ではP(219.7)>I(154.1)>J(85.0)の順に高かった。酸性ガスに対する塩基性ガスの比は、P(2.13)>I(1.07)≒J(1.07)で、太平洋側では塩基性ガスが酸性ガスの2倍以上であった。
■ キーワード 酸性雨、乾性沈着、全環研、フィルターパック法

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